2015 |
11,27 |
3巻までのネタバレご注意!
※BLについて無知な方、苦手な方はご遠慮ください。
まずはなんとも美しい表紙が…
ここは2巻中盤で百目鬼が靴を落とした横断歩道かな?
よく見ると、歩道の先で矢代(と思われる人物)が
信号機にもたれながら、こちらを待っているらしいのが嬉しい。
でも赤信号だから、百目鬼は渡れなくて焦れてるのかもね~
2巻
~本編~
・不機嫌スイッチ
もう既にお互い愛おしげな様子の二人だけど、
百目鬼の「嫌じゃない」あたりで矢代が機嫌を損ねたのは
二人の間に好意があってはいけないと我に返ったから?
・俺を泣かせてばっかりで
ここからの矢代がまたずっと切ない…
せめて影山にはその想いに気付いてほしい、こんなアピってるのに…!
矢代が影山関連の隙間を、百目鬼で埋めようとするのもつらいし…
・百目鬼と矢代の変化
影山に煽られた(勝手に)せいか、百目鬼の心身に少し変化が。
矢代の内面に興味津々で、それにつられて身体も反応する。
逆に、百目鬼には影山のことに触れられたくない矢代。
百目鬼じゃなくても、矢代は影山のことは語らなそうだけどね…
この時の不機嫌スイッチも、本心を誤魔化してる感じだ。
・キス
ここ、漫画だと肝心の瞬間は上手く隠されてるんだよね…
流れ的にキス(頬か口かは謎)しか考えられないけど、
恋心を自覚してない矢代が本当にしたの?って妄想が膨らむとこ…
でも、ドラマCDでは普通にリップ音が入っていて
安堵と落胆が入り混じって複雑だったシーン笑。
・妹とメール
ここらへん、後から思うと嵐の前の静けさの…穏やかな二人。
でも妹とメールのくだりは少しヒヤリとする場面でもあるかな。
百目鬼のこととなると盲目的に甘くなる矢代が居る気がして。
他の部下にならさせないだろう世話までさせてるし
妹のことも百目鬼じゃなかったらバッサリ切らせてたと思うんだ…
・竜崎
竜崎の子分は組にお金がないのに、わざわざ矢代のシマで?
3巻の回想シーンで、ここより以前の出来事として
平田に、命令を呑む代わりに上納金マケろと頼む竜崎が居たけど…
この時点ではまだ矢代暗殺の命令は受けてないんだよね…
矢代も盗聴されてるとまでは思ってなかったのかな。
・妬いてるみたい
実際、竜崎はかなり妬いてるよね笑
本人は自覚ないようだけど、矢代は気づいているようにも見える。
また百目鬼も、この時に限って「頭」じゃなく「その人」などと…
影山より竜崎に嫉妬しがちな百目鬼…かな。
・真珠にピアス
過去に矢代と色々あったらしい竜崎は、無自覚に未練たらたらのようで…
矢代に母性でも感じてるのか…乳離れできない子供みたいにも笑。
あとピアスに真珠に入墨なんて、矢代よりドMな予感しかしないね!
・親バカ三角さん
半端に肉体関係あったせいで愛着心が強いのかと思ってたけど
むしろ、可愛い娘を持った父親みたいなアレか…笑!
息子はいっぱいいるけど、一人娘の矢代には激甘って思ったら納得。
・百目鬼の反応
矢代と竜崎が「お互い~残念だったな」ってイチャつく場面で
それを見ながら苛立ってるのを、百目鬼が自覚してるのは少し意外。
・惚れた相手と
ここで百目鬼が動揺するのはともかく、矢代もなんだね。
百目鬼の前で影山の話に触れたくないのもあるかなぁ。
三角の「意味ないどころか~」の先は、煽ってしまった、と続くのかな。
百目鬼に煽られた感がないから、三角の心配の鉾先は曖昧だけど。
・優しくて強くて綺麗
この真っ直ぐブレないところ、救われるよね…
百目鬼の飾らない言葉は、久我の心をガッチリ掴んだようだけど
密かに七原と影山の心にも響いたもよう。
・オッサンの彼氏!
特に他意はなく、誰にでもサラッと言ってんのかな?
久我が百目鬼を牽制する理由はないだろうし…
百目鬼に心を開いた証、かもね。
・なんっだそりゃ
主に影山のことでつらくなると百目鬼に救いを求めるのが
習慣化しつつある矢代なんだけど(半分無意識)
ここで拗ねてる理由は、百目鬼が自分以外と楽しそうなのと
久我に百目鬼も影山も両方とられた形なのが気に入らないのかな。
・百目鬼と久我
一度心を開いたら、ものすごく懐く子らしい久我。
ただ、百目鬼の心は相変わらず読めないんだけど
影山の存在は気になっても、久我にはまだ興味なさげね^^;
・百目鬼と影山
嫉妬深い影山がこの場で落ち着いているのが意外っていうか
ちゃんと久我と信頼関係が築かれているからなのかな。
でも聞かれてもないのに「別に妬いたりしてない」とか
答えてるあたりで、やっぱり意識はしていたのかも笑。
・影山と矢代の「この先」
三角に腹括れってせっつかれてる状況を想うと…重い言葉だ。
矢代が幹部入りしたら、影山とは縁を切らなきゃよねぇ。
今の影山には久我が居るし、表社会で生きられるならその方がいい。
この先、矢代が辿り着くその場所に、どんな幸せがあるのかな。
・久我と矢代
矢代が久我を「特に」警戒しているのは
ネコ同士なうえに、好みのタイプが似てるからかね、やっぱ…笑
・まぶしい矢代
それは百目鬼のラブフィルターがそうさせてるに違いないけど
矢代もまた、百目鬼にしか見せていない特別な表情があるから
百目鬼しか知らない「眩しさ」がそこにあるわけだよね…
・腹が立つ
これは影山への嫉妬?矢代が影山を想う姿に嫉妬したと?
それとも矢代の魅力が上手く伝わらないことへの苛立ち?
・ピンクな映画
影山関連で何かあると矢代はすぐシモ方向に逃避しがちだけど
ここの映画館もよく来てたのかね?
でも誰と来るんだ、部下には手を出せないのに…
・お願い
そういや、矢代は他人のお願い聞くの嫌いなんだったっけ。
ここで戻ってきたのは百目鬼だからなんだろうけど…
こんなに両想いなのに、擦れ違う二人。
・矢代の命
奇しくもこのくだりで百目鬼は想いを自覚するんだよね…
単純に失いたくないという気持ちが先立ってるとは思うけど。
・百目鬼と七原
展開上、ボコられるばっかりだった七原がここに来ての見せ場!
下心はあるのに恋でもないという変な立ち位置はそのままに
矢代にとっては信頼できる部下であることには間違いなさそう。
…私も1回くらい七原×矢代をお願いしてみたいけど。笑
・護衛
矢代の護衛っていつも1人だけなんだろうか。
三角も天羽しか侍らせてないけど、護衛より秘書みたいな。
でも護衛が新人の百目鬼だけって、そもそも頼りないな…
もしも百目鬼が潜りだったらどうすんの、とかもさ〜
・いつまでも宙ぶらりん
百目鬼のこれまでが警官の延長上っていうのは否めないけど
どちらかと言うと、宙ぶらりんなのは矢代の方に思う…。
半端な関係を続けて影山を危険に晒しているとも言えるし
ぼんやり路上でひとり百目鬼のこと思い耽ってたのもね…。
百目鬼の妹との仲を取り持ったのも…最初は矢代ってば優しい!
と思ったけど、結果論としてはぬるい采配なのかもねぇ。
三角の言う「くだらねぇ感傷~ガッカリさせるな」は
いい加減、けじめをつけろってことだもんね。
諦めて生きてきただけで、矢代はまだ
この道で生きる覚悟は出来ていないんだろうな…
・現場の聞き込みと売人の洗い出し
皮肉にも刑事みたいなセリフを吐く七原と、
いかにも極道な覚悟を迫られる元刑事の百目鬼…の対比。
・もし明日死んでも…
影山の言葉に浮かぬ表情の百目鬼は何を思ったのかな。
冷めたことを言う影山に、矢代を慮って腹立ったのだろうか…
・触って確かめて…
わざとなのかどうか、三角さんはのろけのように言うけど
七原はしっかり「平田の反応を伺いつつ」応えてるのが…出来る子!
・三角と平田
この二人は矢代のことが無くても、仲が良さそうには見えない…
でも信頼と有能さはあるから三角の後を継がせたのよねぇ。
・平田と七原
七原は平田を無条件で信用してる節あるね。
親(組長)だからって以上に何かエピソードがあるのかな。
平田が矢代を良く思っていない事は、七原も察してそうだけど…
・矢代と人間嫌い
10代の矢代のメンタルを端的に言うと、
「影山以外の人間はみんな嫌い!」ってことに…なりそう笑
・向けられた好意への嫌悪
「愛される」という未知なるものへの恐怖もあるだろうけど
結局は、恋う相手じゃないから受け入れられないってのが大きそうかな。
好きな相手になら、どうでも抱かれてみたい欲求はあるように見える…
「優しそうな〜嫌だ」は言い訳であって、本音じゃないよね。
矢代の「(性的に)物足りない」は「想いが足りない」なんだろう。
心が満たされてないから、いつも刺激に飢えてるし、
心が傷付いてるから、肉体の痛みで紛らわそうとする。
影山医院
現在の影山が一般人のままってことは、例の土地から
三角は完全に手を引いたということかな。
実家も病院も無事みたいだけど、母親はもういないのか…
・天羽ちゃん
三角の専属補佐官?息子とも用心棒ともなんか違う…
矢代における百目鬼もよく分からないけど立場が…
・竜崎と矢代
矢代は直系の跡目を約束されてるから、将来的には竜崎より上か。
平田は三角への憧れではなく、権力欲で矢代が邪魔みたいだけど
竜崎はもっと複雑みたいね…恋と能力の嫉妬、両方が入り混じる。
・マヌケとてめえ
「簡単に撃たれたマヌケ」とは矢代のこと…よね?
でも「てめえの描いた絵図」とは誰のことを指してる…?
平田のことだとすると、文脈が合わない…前文後文とも。
だって「どうせ俺も入ってる」も何も、
平田の絵図なら、初めから竜崎が入ってないはずないもんな…
てめえって呼び方も、平田や三角とは合わない感じだし…
文脈的には矢代が一番しっくりくるけど
もしも矢代が「絵図を描いている」と仮定すると、何が原因?
権力欲はないし、組を潰そうとかも特にだし…単に平田対策?
でも今のところ、想定はしつつも後手でしかないよねぇ。
・荒れる七原
もともと七原は松原の奴らとソリが合わないようだったし、
竜崎の方にばかり目がいっちゃってるんだろうねぇ…
平田の方が十分あやしいと思うんだけど。
・名刺
三角の肩書きが何かもう恐ろしいです…笑!
家紋?は薔薇の花のような…椿かな?え、花じゃない?
あと地味に下の名前が気になる…三角 …陵?みたいな字が。
本編でフルネーム出てきたのって、影山と百目鬼くらいで、
矢代ですら明かされてない?からなぁ…サイト見た感じでも。
・影山と三角
面識はなかったのか…そうか。
若矢代が守った病院のことはどこまで知ってるのかね影山…
「そりゃ…(良かった)」と言いかけて飲み込んだ語尾とは…
不自由が残るかも、てところが引っかかったのかな…
・病室の影山と矢代
ここでも素直になれない二人が…矢代は茶化すし、影山は強がるし…
でも今の矢代は影山の反応より、百目鬼の行方が気になるらしい。
死を目前に、密かな想いを強くしたのは矢代も同じかな。
・百目鬼と矢代の恋
七原はどのくだりで百目鬼の恋心に気付いたんだろう…
今のところ七原だけだよなぁ、百目鬼の気持ちにハッキリ気付いてるの。
矢代の百目鬼への気持ちは、3巻末の久我(影山)くらいかな…
三角だけが両想いなのに気付いてる?
ただ百目鬼にだけ特別ああいう態度なのか、
矢代が恋をすると命取りだから常に避けたいのか、は謎。
・百目鬼の涙
彼の人生だけを追って見てると、20代になってからが特に
ギュッと詰め込んだみたいに波乱万丈だねぇ…
矢代ともども幸せになって…!
~嫉妬~
影山の嫉妬
意外と嫉妬深いというか、独占欲強いというか。
久我の方が恋愛面では大人な分、影山に余裕ない感じ。
でも百目鬼相手には、そこまで嫉妬してる様子はない…
久我の嫉妬
あまり表に出さないけど、矢代のことは引っかかるらしい。
でも嫉妬半分、同情半分かな…影山さん鈍いからね笑
まぁ影山はもともとノーマルだし、女の方が敵だったり?
矢代の嫉妬
本人曰く、隠すのが上手いらしいんだけど
影山とは違い、百目鬼に対してはまだ恋を自覚してないので
意図せず本音がダダ漏れてしまっているという…!
久我に嫉妬を抑えられない矢代も可愛いね〜笑
百目鬼の嫉妬
影山に関しては嫉妬というより、矢代の切ない片思いに
百目鬼が共感と同情を感じてる側面が強そう。
どっちかっていうと竜崎相手の方があからさまな態度だよね。
影山はプラトニックだけど、竜崎は肉体関係あって親密そうだからかな。
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2015 |
11,27 |
3巻まで読んだうえでの感想のため、ネタバレご注意!
※BLについて無知な方、苦手な方はご遠慮ください。
1巻
~本編~
・余裕のない影山さん
大の男が一回り以上も年下の久我に、すっかり転がされてる…笑
そんな二人の様子を覗き見てる矢代の心情は察して余りあるけど、
矢代の気持ちに気付いている久我としては、どう思うんだろう。
ここで優越感を感じるタイプでもないだろうしね…
…無知っていうのは、時にとても残酷なことよね影山さん!
・百目鬼の面接
新人が来るたびに面接するのかな、一般人に戻れるどうかの選別を?
百目鬼は、好みの選別もされちゃったみたいだけど笑
・嘘が下手
ここのくだりイマイチよく分からないんだけど…
矢代は百目鬼の「綺麗と思う」以上の好意に気付いてるの…?
・矢代の好みと三角の親バカ
影山や百目鬼以外にも、そういうのあったのかなぁ。
きっとみんな、影山と似たタイプなんだろう…
三角は矢代の過去を、どれくらい把握してるんだろ。
どうして矢代の虫よけ当番みたいなことしてるんだ…笑。
・戻れない
昇進したら、影山とはもうつるめないのかなやっぱり…
もしもこの先、矢代が昇進して百目鬼と結ばれたとしても、
それが影山との決別を意味するのなら、何だかやるせない…
かと言って、今さら矢代が一般人に戻る展開も難しいな…
百目鬼のように、矢代も覚悟を決めるときってことかね。
・キュン♡
矢代は女扱い喜ばなさそうだけど、おんぶにはときめくんだ?
親にもされたことなさそうだし…新鮮だったりとか。
まぁ、単純に百目鬼だからなんだろうけどさ。
・嘘が下手 其の二
ここでの「嘘が下手」は、百目鬼の答えが単調すぎるからか…
以前のやりとりも、そういうこと?深い意味はなかったのかな。
・見てみたい
矢代が影山の本気で怒る姿とか、百目鬼の欲情する顔を見たいように、
私も矢代がいつか百目鬼に寄りかかって泣く姿を見てみたい。
それを目撃した影山が、再びショック受けるとこもセットで笑。
・今日は(百目鬼)連れてかね〜
ここもあまり詳しく説明されてないけど、
直前の視姦プレイ時に何か思うことがあったのかな。
矢代の謎の不機嫌スイッチ。
・すこぶる可愛かったからさ
本人は割り切ってるつもり&百目鬼のためとは言え、
初対面の人間相手に、わざわざツラい身上話をして。
妹への同情ともとれるけど、言い回しからして
ここの矢代は、正直あまり語りたくなかったように思う。
・向けられた激しい火花
矢代はなんでそんなに惚れた相手を怒らせたいんだろうなぁ。
自分のせいで、相手が本能剥き出しになるのが嬉しいのか。
本能的なものをぶつけられたいのかなぁ…生きている感じがするから…
・平田
三角の長男であり、矢代の直の親分。
組織の中でも三角の後を継ぐエリートポジション。
権力欲の強いタイプだけど、立ち回りは上手くない。
三角に気に入られてる矢代が気に入らない様子。
・竜崎
平田の子分で矢代の兄弟分…
自分の組を持ってはいるけど、どうやら松原は分家の位置らしい。
平田と矢代は直系にあたる組に居るから、
ゆくゆくは矢代も本家(三角の居る組)の幹部になってく感じかな…
性格的には単純で、情に厚いというよりは情に脆そう。笑
本人は認めたくなさそうだけど、矢代に何らかの未練あり。
・矢代と百目鬼
百目鬼だけでなく、矢代の方も最初から結構メロメロ(死)なようで。
野に放ったはずの百目鬼ワンコが自分とこへ帰ってきたってだけで
もう既に興奮気味な矢代かぁわいい…ネコまっしぐら!
・矢代の好みと性癖
男が好きなわけじゃなくても、好みの男性タイプはある…と。
これまでも影山以外にタイプな男は居たのかなぁ~
あったとしても影山の面影を重ねて、な感じがするけど。
・まだ間に合う
「まだ」と「もう」は、だいたい紙一重だよね…
「俺に抱かれたいのか」と問われて、返答に詰まるあたりももう。
顔をまともに見れなくなってるのも、影山のときと同じ…
・優しそうな普通の
これはモチロン、今後のフリだよね…!?
優しくしてもらうが良いよ存分に…
本当は優しくされたいのに優しくされるのが怖い、
そんな矢代の本音が漏れ出してる切ないシーンだ。
~タイプ~
矢代
影山と百目鬼のどんなところが好みなんだろう…
似てるような似てないような…
表裏がなく、不器用で影のある、普段は優しいけど
ちょっとSッ気のありそうなとこかな…共通するとしたら。
百目鬼
足のキレイな人…矢代の髪も好きみたい。
あと影山もそうだけど、割と流されやすい傾向に…
影山
一番わからない…矢代はダメで久我がアリ…
しかも高校時代の彼女のこともまんざらじゃなさそうだったけど
素直で精神的に大人で、分かりやすく慕ってくれる感じとかか。
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2015 |
11,26 |
今さらながら考察というか感想というか。
3巻まで出ていて、謎めいた部分はもう無いかなと思ったのですが
好きな作品なので書き出したら結局止まらなく…笑
3巻まで読んだうえでのネタバレ感想ご注意!
※BLについて無知な方、苦手な方はご遠慮ください。
~メインキャラ~
・八代
十代の頃を知ってる影山は彼を可哀想なヤツだと言い、
三十路しか知らない百目鬼は優しくて強くて綺麗な人と言う。
矢代本人は「辛いことは全て受け止めて生きてきた」と思ってるみたいだけど、
その痛みを誤魔化すために、肉体を痛めつけているんだろう。未だに。
それが、心の傷をさらに抉る行為でもあるとも気付かずにね…
・影山 莞爾
矢代の発言からすると、影山はかろうじて一般人のライン?
矢代に頭が上がらないところを見ると、
かつて病院のことで矢代が裏で手を回した事は知っているのかな。
あとこれも矢代の発言だけど、どうして久我だったんだろう。
久我は何だかんだ自分のことを大事にもしてるからかな…
矢代と久我がどうのってより、むしろ影山と矢代が似た者同士か…
・久我
ドラマCD関連のインタビューで久我役の小野さんが、
久我は2巻以降、すっかり丸くなっちゃって
要は居場所を探していただけだったのかなぁ(ニュアンス)と
言ってたけど、確かに久我だけを追って見てるとそんな感じだね。
生まれてくる場所は選べないけれど、
これから生きていく場所は自分で…選べた、のかな。
大事な人と一緒に温かいご飯を食べる幸せを、きっと噛み締めているはず!
・百目鬼 力
見た目25才に見えないけど、中身はボクトツとした可愛いやつ。
でも表裏がないようで、顔にも出ないから、やっぱりどこか掴めない。
矢代の好みどストライクらしく、特に目つきが気になるもよう。
百目鬼自身も、性的に不能から抜け出しつつあるものの
父親の血と、矢代の立場を思い、自戒する日々はまだ続きそう。
1巻
~don't stay gold~
・一目惚れ
影山と久我はどちらも一目惚れっていうか本能っていうか
磁石みたいに強烈に引き合った感じで。
一度くっついたらもう引き離せないって萌え!
・矢代のご執心
矢代が拾ってくる部下は、みんなどこか昔の自分に重なるんだろうな。
居場所のない、でもハミ出しきれないハミ出し者。
だから組員として欲いってよりかは、
自分と同じ苦しみを味わう前に拾ってあげたいのかなぁと。
そういう方法でしか救う術を知らない、矢代なりの不器用な優しさ?
・影山のケンカ
意外とっていうか…かなり強いんだけど、いつ覚えたんだろ…
学生時代は本とか読んでて部活もやってなさげだし、
兄弟も居なそうなのに、だいぶ強いっていう。
・あんたの下なんか
久我がわざわざ強調してるこのセリフ。
初見の段階では「八代の部下なんてゴメンだ」という意味にしか取れないけど、
あとで読み返すと「ネコの八代の下(ネコ)なんてゴメンだ」とも取れる。
どんなきっかけで矢代がネコって知ってたんだろうね~
・ネコ
久我って元からゲイなんだろうか~。
影山が初めての男だとは言ってたけど、わりと最初から
その手の知識に長けてたというかソッチ系な発言が多いよね。
矢代が久我を性的対象として見ることはない、と確信してるのもなんか
自分もネコなのを自覚してるからだと私は思ってたんだけど…
でも逆に意識してないから言えたセリフ、てこともある?
・割れたメガネ
久我をモノにするまでに、2度も割れてる影山のメガネ…
コンタクトは矢代に盗まれてるし、恋ってお金かかる盲目ね…笑。
矢代の想いに気付かなかった代償が3万だと思うと安い気もするけどね。
矢代と影山のケンカの場面がないのがちょっと残念…
黙って殴られてやったのかな。メガネはどうして割れたのかなぁ~
1巻
~漂えど沈まず、されど鳴きもせず~
※コミックス掲載順を無視してこちらから。
・矛盾
物語の核となる部分でもあるのかな。
でも矢代自身が思っている自分像と、客観的に見る矢代像には
多少なりズレがありそう…無意識に蓋をしてる感情とか。
・女相手
矢代の中学のときの相手ってどんな相手なんだろうな…
若かりし矢代の性格的に、彼女が居たとかあんまり想像できない…
・影山のフェチ
触られると興奮しちゃう矢代に対して、
影山はどんな気持ちで傷跡を触ってたのかなぁ〜
久我のときはかなり興奮気味だったのに、
矢代のときは真剣っていうか、少なくとも興奮って感じはしない…
・影山が俺を見ている
このとき、矢代は何を思っていたんだろうな…
バイだとは言ったけど、想い人に別の男との穢れた関係を知られるのはツラかったのかな。
少なくともこの時の矢代は物凄く傷付いているね…
止めに入った影山に、図らずも抱き締められた形の矢代の表情もまた切ない…
・ひとりだからだ
影山も、ひとりなんだ…?という素朴な疑問。
そんなに問題児って感じはないけど、学校では浮いているらしい…
確かに他人との関わりを避けてるところはあったけれども。
「俺も」と言ったのは、矢代に気を遣った部分もあるのかな。
・親友として
親友か……影山は矢代のことを実は全然知らないのにねって思うと、
矢代じゃないけど、くすぐったいような浮いたような言葉に感じる。
それに矢代は影山のことを友達とは思っていないのだしね…
噛み合ってるようで噛み合ってない、この二人が切ない。
・嗤(わら)う矢代
秘密がバレたときといい、本心を隠すときの癖なんだろうね。
「親友」と言われて、矢代は嬉しさもあったと思うけど
それよりもずっと傷付いたんじゃないかな、人を好きになる孤独を知って…
・泣く矢代
矢代が嬉しかったのか、それとも悲しかったのか…そこを名言させないヨネダさんがさすがです…
親友と傷心を同時に得て、帰宅したときのいっそう増した孤独感…
初めから独りのときより、失うときの独りの方が孤独感が強いよね…
2巻で矢代が言った「人を好きになる孤独」はここにかかるのだと思うと苦しい。
大人矢代が、隠すのがもっと上手くなっているのもね…悲しい。
My BGM
矢代イメージソング
〜X JAPAN〜
「The Last Song」「Without You」
主に矢代のテーマソングとして、切なく沁みるので。。
Yoshikiの生き様が、どことなく矢代と重なるからかな…
矢代の世代的にも何となくね…すみません。
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2015 |
11,05 |
さんかく窓の外側は夜、1巻の続き。
ちなみに本誌掲載は基本チェックしていないので
コミックス2巻まで読んだうえでのネタバレ感想です。
BLに無知な方、苦手な方はご遠慮ください。
以降、展開で気になってるポイントをオチもなく語ります。
2巻
〜本編〜
・小川事件
1巻で英莉可に呪いを掛けられてたのは、弁護士さんだったようで。
普通のおばちゃんに見えたけど、何か大きな事件と関わってたのかな。
でも冷川曰く、人選は理不尽であるほど有効なんだっけ…
・契約書
きっかけは英莉可に三角がとられるかもって危機感みたいだけど。
どんな拘束力があるんだろ…今のところ他者を完全排除する程ではなさげ。
文章はどんなこと書いてあったんだろうね、パッと見は分からないのかな。
・迎の能力
結界とか張れるらしい~でも独学と言ってるし、
冷川や英莉可ほどの強い能力ってわけでもないのかな。
・冷川の身内
親も友達も居ないてことは、やっぱ兄弟とか恋人も居ないんだろうね〜
赤ん坊の時点で捨てられたか、もしくはみんな死んでるか…
でも周囲から浮きすぎてて、施設や里親で育ったって感じもあまりしない…
・呪いの鈴
何がどうのって、まずそれ呑めるんだね…冷川さん…
そもそも鈴じゃないの?呑み込んだらどうなるの?
・英莉可の母親
英莉可の存在を気味悪がってる感じからして能力者じゃないのかと思ったけど、
特殊な声は聞こえているっぽい?よね。離婚もしてなさげかな?
・三角の父親
三角の能力は父親譲りぽい予感。
で、きっとその関係で家を出ていったんだろうなやっぱり…
どういう経緯であの平和そうなお母さんと結婚したのか~とかも気になる。
冷川も英莉可も、なんとなく迎も、家族関係が良好には見えないからね…
・冷川の能力
迎が誰に教わることもできないて言ってたけど、冷川は…ネットだっけ…笑
独学にしては使いこなしすぎな気もするけどなぁ。子供の頃とか謎だ。
でももし、あの結界に三角(の魂?)を閉じ込めたらどうなるんだろ…
・冷川の真意
単に三角の能力だけが欲しいだけなら、回りくどいことせず縛ればいいし、
冷川にはどうやらそれが出来るらしいのに
わざわざ本人の意思を尊重してるのは何なんだろう…
悪いかなぁと思って、みたいな非合理的なセリフも案外言うんだよね…
・こういうのは良くない
そもそも常識っていう概念がなさそうな冷川に言われるとなんか…笑
でも一応、法やルールとかは気にしているし、
まれに三角を気遣うそぶりを見せたりもするし、カッとなったり
人間らしい一面もあるんだけど読めないねぇ……
・きみがいてくれないと困る
数少ないLOVEな要素やっとキタ!動揺してる三角くん可愛いな〜
でも何処までが冷川の洗…脳?の、影響の範囲なのかが分からない…
あと「困る」とは具体的にどういう意味なのか…もね。
・三角の痣
冷川以外に意識が傾倒しすぎると警告してくるっぽい?
束縛なんてしてない迎や英莉可にすら
もっと縛られても、とか思っちゃってるあたり
相当、影響受けやすいらしい三角くん…いろいろ心配ね。
・霊との距離感
だんだん近くなってるって1巻で言ってたのと、関係あるのかな。
襲ってくる?ようになったのは、冷川に近付いた影響なのか、
それとも冷川の作為的なものなのか…
・悪霊退散!
冷川を思い出しながら、三角くんがぶっつけで霊退治〜
ただ、迎が地道に霊を説得?してたときの会話を思うと、
冷川の退治方法って何かが決定的にダメなやつだなんだろうな…
・ひとりだと気持ち良くない
自慰的なものとは違うのか…笑。
1巻最初でも、ひとりでやると疲れるって冷川さん言ってたっけ。
あの時の三角勧誘のセリフは、建前ではなく一応は本音なのかなぁ。
・嬉しそうですか、私
普段、「嬉しそう」なんて言われること無いんだろうなぁ。
そもそも嬉しいって感情をあまり自覚してなさそうなセリフ。
・おらが村にアイドル
冷川は英莉可の気配に全く気付いていないのに
三角くんだけ(漠然とだけど)感じている…
強くて魅力的なオーラに惹かれる三角だからの感覚かもだけど
冷川は三角の居場所は分かるのに、英莉可の気配は分からないんだ?
英莉可も三角の居場所は分かるけど、冷川の気配は分からないのかな?
まぁそれを言ったら三角もこちらから探すという概念はないみたいだし
冷川と居ることで目覚めた力なのかな。
・そこまで許してるのに
英莉可にはどこまで見えてるんだ?
霊的な拘束までは見ただけでは分かんなかったみたいだけど。
迎はほとんど見えてなかったよね、能力の差かな。
ところで、彼氏ってとこ否定しない冷川さんは
もう恋人きどりなんですか、そうなんですね笑。
・名前
魂そのものだろうから大事だよね〜
英莉可がフルネーム確認してるのにも意味があるのかなぁ。
三角の記憶を思い出させる為だけの誘導ではないよね…たぶん。
・拘束
腕を一方的に掴まれる三角と英莉可の対比…どちらも切ない。
英莉可も三角と同様、能力のために不本意に拘束されているのかな。
でも英莉可を掴んでる男は能力者じゃないみたいだし、きっとボスが居るんだろう…
非浦英莉可の呪い屋稼業についてはまだいろいろ裏がありそうなんで、次巻に回すとして。
どうやら英莉可は立場的には三角くんと同じみたいだね…
拘束されて能力を使役される不自由な立場というか。
~今後のストーリー~
・三角の能力
目がいい(霊的な意味で)
魂ガバガバ(能力?)
過敏なくらい敏感(霊的な意味で)
他にも、まだ本人も気付いてない潜在能力がありそうだけど。
迎が初登場のときに冷川の魂?を跳ね退けたのとか…
霊とは違うもの(ex.呪いの鈴)を見つけたりも出来るんだねとか。
巻末の予告では闘う三角くんという漠然としたものだったけど…
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2015 |
11,05 |
前回、気持ち悪いくらい重箱つつき回すような感想を
書いてしまったので、この流れで語れそうな作品を…笑
ということでヤマシタトモコ先生「さんかく窓の外は夜」を。
ちなみに本誌掲載は基本チェックしていないので
コミックス2巻まで読んだうえでのネタバレ感想です。
BLに無知な方、苦手な方はご遠慮ください。
「さんかく窓の外側は夜」あらすじ
三角は視力は悪いが、人には見えないはずのものが見えてしまう体質。
それを悟られないよう周りに合わせて生きてきたのに
ある日突然、目の前に現れた冷川によって強引に日常が崩されていく。
~メインキャラ~
・三角 康介
視力悪いのに幽霊だけはハッキリ見えちゃう霊感キャラ。
でも見えるだけでそれ以外の能力はないので
本人にしてみれば、ただ怖いだけの持て余している才能。
・冷川 理人
別次元で物事を見ているために、平凡な人間と会話が噛み合わない。
三次元で話す三角と、四次元の目線で話す冷川くらいの会話のズレ。
でも冷川は言葉の使い方を間違ったりはしていないし(たぶん)
単に三角が、件の世界について無知であるというだけなんだけれど。
以降、展開で気になってるポイントをオチもなく語ります。
1巻
~本編~
・気絶するほど気持ちいい
10DANCEもそうだけど、エロいシーンじゃないはずなのに
セリフがそういうシチュエーションを連想させるっていうのが良いよね。
・ひとりだと大変な作業
二人だとエネルギー消耗が半分で済むからとか
冷川も霊的な視力が良くなるから楽とか、そういう理由かね。
・きみという存在の核心=魂的なモノ
魂(核心)を覆っている別のなにかがあるのかな~
核心にはまだ触れていないのに、指が入ると動けないって。
・半澤(刑事)
霊感がまったくないらしい。でも、この人の思考は好き。
目で見たものしか信じないけど、三角たちを完全否定もしない。
自分の領分じゃないところには迂闊に踏み込まないので、
三角のようにずるずる引きずり込まれたりもしない。
・霊との距離
近くなってる、ってどういうことだろう…
物理的な距離なら、1話のときから近くに居たような。
霊がこちらを意識し出している感じがってことかなぁ。
・その部屋に入るな
半澤に言われて、言われたことを忠実に守ったように見える冷川。
でも最後はしれっと約束を破っている…
足元の境界線(平面・2次元)は越えないけど、
指先が境界線(空間・3次元)を越えている、その意味とは??
・私と居ると怖くなくなる
恐怖を共有できる仲間としてとか、冷川が励ましてくれるとか、
そういう意味じゃないよねやっぱ…笑
魂に触れあっていると感情も共有できる…らしい?
冷川が三角の感情も支配してるってことみたいだったけど…
逆に冷川が三角の恐怖に影響されることはないのか?
・三角の母親
中途半端に敬語使ってるの気になるけど、血は繋がっているっぽい。
敬語っていうか「~スか」程度なんだけど気になる。
・服を着るときのルール
私服より制服の方が、着る順番とか組み合わせとか迷わないって話よね。
ルール(規則)があった方が楽だからなのか、自由に興味がないのか。
でも従順にも見えないし、規則に囚われているようでもないという…
・感情や感覚を奪う
冷川は三角をロボットにでもする気なんだろか。
三角の意思を尊重するとか言いながら、そんな気ないよね。
半澤の言いつけを堂々と破ったのと同じように。
・有効と有能
有効はモノに対して、有能はヒトに対して使う言葉のようなイメージだ…
でも冷川の言葉のチョイスは、きっと間違ってはいないんだろうな。
・断れない頼み
あんなに除霊を嫌がってたわりに、結構あっさり受け入れてる三角。
すげ〜ヤバいとかじゃなければって…笑
冷川を無意識に信頼してるからか、人が良すぎるのか。
・迎 系多
3人目の霊感キャラ。霊とも人とも同調するのが上手い。
基本的には暴力より話し合いで解決する穏健派。
霊感に関しては独学で、冷川の危険な部分になんとなく感付きつつも、
三角を説得できるだけの確証は持ち合わせていないもよう。
・殴るな
本気で拒もうと思えば拒めるのだね〜
たとえば、三角が冷川を乗っ取ることも可能なのかな…?
・魂ガバガバ!
三角くんの特異体質?なのかな、これ笑。
昔、大怪我したことがあるってサラッと言ってたのと関係ありそう。
・非浦 英莉可
ダイイングメッセージのように霊が残した名前。
あまりにわざとらしいので、霊自身の恨み言というよりかは、
本人か別の誰かが意図的に名前を残したって印象。
・強くて、魅力的
英莉可と…冷川もやっぱり霊的に強いのか。
迎のことはそんな風には言ってなかったけど、どうなんだろ。
って言うか、冷川と初めて会ったとき、三角くんそんな気持ちだったんだ⁉︎
~今後の気になるポイント~
・得意能力
三角=目が良い
冷川=耳が良い
迎=同調
英莉可=声
って感じかな今のところ…
今後、どう明かされて進化していくのか…
→次 さんかく窓の外側は夜 2巻 考察
2015 |
11,04 |
商業BLも手軽に読めるようになりましたね〜
(喜んで良いものかはともかく…)
そんなわけで、色々と読む機会が増えたのですが
特にいま待ちわびてる10DANCE3巻の発売が
まだ先になりそうなので、気長に考察でもして待とう…とサイト立ち上げた次第です。
以下1、2巻のネタバレします。
感想というより、2巻まで読んだうえで気になったところを
グダグダほじくり返す感じです。
※移籍後に発売された新装版コミックスに収録の追加ストーリーについては、ここでは触れていません。
BLに無知な方、苦手な方はご遠慮ください。
「10DANCE」1、2巻あらすじ
社交ダンス世界における
「スタンダード部門」の日本チャンピオンである杉木と、
「ラテン部門」の日本チャンピオンである鈴木が、
両部門を互いに教え合い、10DANCE(総合)へのデビューを(たぶん)目指すお話。
これだけ聞くとスポ根マンガっぽいけど、
ゴツめの男性二人がひたすら抱き合って組み合って
ダンスのテーマである恋について説きながら踊る
濃厚で艶っぽいダンス漫…BL漫画です…笑!
~メインキャラ~
・鈴木 信也
日系だけど、生まれも育ちもキューバ。ラテン日本チャンピオン。
耳とリズム感がとても良く、世界にも通じる能力を持つダンサー。
でもコネを使うのが苦手な為か、世界を目指すことをどこかで諦めている。
性格はとても単純。基本は明るいが、落ち込むのも分かりやすい。
・杉木 信也
イギリス育ちの(たぶん)お坊ちゃん。スタンダード世界2位。
完璧主義で努力の鬼。でも古いものにただ巻かれたりもしていない。
高圧的な物言いのためか、公私ともにパートナーとはこじれがち。
私生活は意外とだらしない。鈴木のダンスに一目惚れでベタ惚れ。
以降、展開で気になってるポイントをオチもなく語ります。
~本編~
・鈴木の両親
いきなり素性調査…笑
1話ってあんま読み返すことなくてサラッと流してたけど、
何気に重要な描写がいろいろ落ちてた?ので!
鈴木の両親は"共に"日本人だけど、母親の血縁にキューバ人がいる。
鈴木が生まれる前に離婚してるらしいので
妹9人は異父兄妹なのかな…?
展開に絡むかはともかく、鈴木の女性観はそこらへんに起源がありそう。
あと鈴木パパは、杉木パパだけでなく杉木ママとも仲悪いらしい~
昔ライバルだったとか以外にも、いがみ合う理由がある?
・杉木の両親
2巻での子供時代エピを読んでると、
杉木パパの詳細が気になるね…
鈴木の両親の離婚とか、両家の確執、と繋がりはあるのかな?
あと杉木の師匠であるマーサの元パートナーはラティーノ。
スタンダードの衣装着てるけど、鈴木のおじいちゃんの可能性が浮上。
マーサの言うラテンの国の王子様と、杉木のダンスの神様…。
何かいろいろ繋がりそな感じでは~!?
・処女!
タトゥーのことを聞かれて、まず処女って答える鈴木…笑
あちらの聖女達って処女アピール強いよね。
日本の神様って男女おかまいなしなのに…笑
んで例の聖バルバラ私も調べたけど、
父親の教えに反してキリスト教の洗礼を受けた為に処刑されたこと、
キューバでは12/4の聖バルバラの日を盛大に祝うらしい、ことしか…
鈴木の母親が12月生まれってチラッと言ってたけど
10人も子供いる母親に処女!はないだろうし、妹説もビミョーかな…
あとはバルバラと一緒に彫られてる女性?が誰なのか気になるね…!
ピエタ像みたいな構図だったけど、聖母子とは関係ないのよね…
・処女!其の二
処女でもう一つ思い出すのは、杉木の友人アーネスト。
彼も、杉木が相手にしてくれないから未だに処女だ!とか言ってたよね。
少なくともアーネストは杉木を攻め様として見ているらしい…
杉木の、僕はセクシャリティに拘りないもちょっと引っかかる。
拘りないって、自分は男もイケるよって意味?偏見ないってだけ?
アーネストになびかないのは、受け相手が無理だからともとれる。
もしアーネストが攻めだったら、杉木はどうしてたかな。無意識にしても。
・アーネストの曲
アーネストに関して鈴木が言いかけた言葉も気になる。
体調崩せばいいなんて、尋常じゃないよね。
私も音楽に催眠術でも仕込んでるのかと勘繰ったけど…考えすぎかな。
でも自称パラノイア、というのもここに絡んでくるワードだろうし
いずれ鈴木とは大きなトラブルになりそうな予感だね…
・ダンス専門チャンネル
杉木が何か気付いたような思いついたような反応。
自らアクションを起こすのかは分からないけど、今後の伏線かな。
・過去の恋愛事情
鈴木は激しい胸の高鳴りに、この感覚知ってる!と言っていたので、
嵐のような恋を経験したことはあるらしい。相手が誰かはともかく。
でも杉木の方はニーノ達が客観的に語っているだけなんだよね。
リオナに夢中に見えた、プロポーズした直後に寝取られた、と。
付き合っていたのは本当みたいだけど、
"まだ未練のある男"に騙されてるニーノ達の言葉が信用できない笑…
夢中も演じていたかもしれないじゃない!
・リオナの心理
引っかかるワードと言えば、「寝取られた」も。
これって杉木の悲劇性を高め、ジュリオとリオナを非難する言い方。
でも、実際どうなんだろう。 杉木は本当にプロポーズしたのかな。
それを断った上で、すぐ他の男を選んだリオナの心境って??
う〜ん、彼女が杉木を選ばなかった理由はけっこう重要、な気が。
・これからの恋愛事情
つまり帝王様が恋愛処女だったら良いな~って話なんだけどね!
ディクスの彼女といい、来るもの拒まず去るもの追わずな杉木が、
初恋みたいな気持ちのまま鈴木だけを追いかけて、掴み取る日を私は…ry!
余談だけど、杉木はスマホ、鈴木はガラケー派なんだ〜
機能性を重視する男と、愛着あるものを長く使う男!!
今後のストーリー予想
・受け攻め事情
リバ好きだし正直どっちも見たいけど、本命は鈴木×杉木!
ドラマCDの表記は小野×興津ってなっていたから、かなり期待♪
作者の過去作を読む限り、まだ何とも言えない感じだけどね…
ラテンの修業もあまり進んでないし、鈴木姫の出番もこれからかな。
・恋愛事情
恋心についてはもうどちらも芽生え始めてはいるようだし
ダンスはセックスよりも気持ちいい!の展開も気になるけど
やっぱり思う存分ガッツいてほしいよね笑。
・紳士とボニートの10DANCE
房ちゃんはもう色々察してるようで、がぜん現実味を帯びてきた
男同士の10DANCE…
杉木ははぐらかして居たけど、動揺を隠せていなかったよね。
アキが鈴木に闘魂注入されたばかりで終わってるけど…どうなるかな。
あと10danceやるとして、女役(フォロー)はどっちになるんだろう?
今は練習段階だから、教える方がフォローだけど
本格的に男同士で組むとなったら、上手い方が男役(リード)?いや逆か…?
でも帝王様と鈴木姫も、まだあり得る??
チラッとリアルの大会動画を見た感じでは、ジャンル変わってもフォローはフォロー
っていう同性カップルが多かった気がするんだけど
やっぱり男女大会との公平性を考えたら女役はずっと女役でないとダメなのかな。
My BGM
→Pia-no-jaC←
クラシックなピアノの旋律と、ラテン打楽器のリズム…の二人組というだけでもう♪中でもイメージソングなのが↓
鈴木ImageSong「美しく青きドナウ」
サンバのリズム分からないけど、きっと某シーンで
鈴木の頭の中にはこんな風に流れてるのかなと思いながら…笑
杉木ImageSong「輪舞曲~Rondo~」
力強く優雅に、舞踊る杉木の姿が浮かんで好きな曲です。前半が房ちゃんで、曲調変わるとこからが鈴木と踊ってるイメージ。
あと「Friends」は雪道のシーンと公園のシーンで聞きたい♡
このページの更新からほぼ1年経って、作品の掲載誌の移籍も決まって、
色々と読み返したり、情報を得たりしているうちに
また新たな疑問?が浮かんでしまったので、次ページでまた重箱つつきます…;
主に鈴木の家族構成と地毛の色について…笑。
→次 10DANCE 考察 その2
→次 10DANCE 考察 その3