2015 |
11,27 |
囀る鳥は羽ばたかない1巻まとめ考察からの続き。
3巻までのネタバレご注意!
※BLについて無知な方、苦手な方はご遠慮ください。
まずはなんとも美しい表紙が…
ここは2巻中盤で百目鬼が靴を落とした横断歩道かな?
よく見ると、歩道の先で矢代(と思われる人物)が
信号機にもたれながら、こちらを待っているらしいのが嬉しい。
でも赤信号だから、百目鬼は渡れなくて焦れてるのかもね~
2巻
~本編~
・不機嫌スイッチ
もう既にお互い愛おしげな様子の二人だけど、
百目鬼の「嫌じゃない」あたりで矢代が機嫌を損ねたのは
二人の間に好意があってはいけないと我に返ったから?
・俺を泣かせてばっかりで
ここからの矢代がまたずっと切ない…
せめて影山にはその想いに気付いてほしい、こんなアピってるのに…!
矢代が影山関連の隙間を、百目鬼で埋めようとするのもつらいし…
・百目鬼と矢代の変化
影山に煽られた(勝手に)せいか、百目鬼の心身に少し変化が。
矢代の内面に興味津々で、それにつられて身体も反応する。
逆に、百目鬼には影山のことに触れられたくない矢代。
百目鬼じゃなくても、矢代は影山のことは語らなそうだけどね…
この時の不機嫌スイッチも、本心を誤魔化してる感じだ。
・キス
ここ、漫画だと肝心の瞬間は上手く隠されてるんだよね…
流れ的にキス(頬か口かは謎)しか考えられないけど、
恋心を自覚してない矢代が本当にしたの?って妄想が膨らむとこ…
でも、ドラマCDでは普通にリップ音が入っていて
安堵と落胆が入り混じって複雑だったシーン笑。
・妹とメール
ここらへん、後から思うと嵐の前の静けさの…穏やかな二人。
でも妹とメールのくだりは少しヒヤリとする場面でもあるかな。
百目鬼のこととなると盲目的に甘くなる矢代が居る気がして。
他の部下にならさせないだろう世話までさせてるし
妹のことも百目鬼じゃなかったらバッサリ切らせてたと思うんだ…
・竜崎
竜崎の子分は組にお金がないのに、わざわざ矢代のシマで?
3巻の回想シーンで、ここより以前の出来事として
平田に、命令を呑む代わりに上納金マケろと頼む竜崎が居たけど…
この時点ではまだ矢代暗殺の命令は受けてないんだよね…
矢代も盗聴されてるとまでは思ってなかったのかな。
・妬いてるみたい
実際、竜崎はかなり妬いてるよね笑
本人は自覚ないようだけど、矢代は気づいているようにも見える。
また百目鬼も、この時に限って「頭」じゃなく「その人」などと…
影山より竜崎に嫉妬しがちな百目鬼…かな。
・真珠にピアス
過去に矢代と色々あったらしい竜崎は、無自覚に未練たらたらのようで…
矢代に母性でも感じてるのか…乳離れできない子供みたいにも笑。
あとピアスに真珠に入墨なんて、矢代よりドMな予感しかしないね!
・親バカ三角さん
半端に肉体関係あったせいで愛着心が強いのかと思ってたけど
むしろ、可愛い娘を持った父親みたいなアレか…笑!
息子はいっぱいいるけど、一人娘の矢代には激甘って思ったら納得。
・百目鬼の反応
矢代と竜崎が「お互い~残念だったな」ってイチャつく場面で
それを見ながら苛立ってるのを、百目鬼が自覚してるのは少し意外。
・惚れた相手と
ここで百目鬼が動揺するのはともかく、矢代もなんだね。
百目鬼の前で影山の話に触れたくないのもあるかなぁ。
三角の「意味ないどころか~」の先は、煽ってしまった、と続くのかな。
百目鬼に煽られた感がないから、三角の心配の鉾先は曖昧だけど。
・優しくて強くて綺麗
この真っ直ぐブレないところ、救われるよね…
百目鬼の飾らない言葉は、久我の心をガッチリ掴んだようだけど
密かに七原と影山の心にも響いたもよう。
・オッサンの彼氏!
特に他意はなく、誰にでもサラッと言ってんのかな?
久我が百目鬼を牽制する理由はないだろうし…
百目鬼に心を開いた証、かもね。
・なんっだそりゃ
主に影山のことでつらくなると百目鬼に救いを求めるのが
習慣化しつつある矢代なんだけど(半分無意識)
ここで拗ねてる理由は、百目鬼が自分以外と楽しそうなのと
久我に百目鬼も影山も両方とられた形なのが気に入らないのかな。
・百目鬼と久我
一度心を開いたら、ものすごく懐く子らしい久我。
ただ、百目鬼の心は相変わらず読めないんだけど
影山の存在は気になっても、久我にはまだ興味なさげね^^;
・百目鬼と影山
嫉妬深い影山がこの場で落ち着いているのが意外っていうか
ちゃんと久我と信頼関係が築かれているからなのかな。
でも聞かれてもないのに「別に妬いたりしてない」とか
答えてるあたりで、やっぱり意識はしていたのかも笑。
・影山と矢代の「この先」
三角に腹括れってせっつかれてる状況を想うと…重い言葉だ。
矢代が幹部入りしたら、影山とは縁を切らなきゃよねぇ。
今の影山には久我が居るし、表社会で生きられるならその方がいい。
この先、矢代が辿り着くその場所に、どんな幸せがあるのかな。
・久我と矢代
矢代が久我を「特に」警戒しているのは
ネコ同士なうえに、好みのタイプが似てるからかね、やっぱ…笑
・まぶしい矢代
それは百目鬼のラブフィルターがそうさせてるに違いないけど
矢代もまた、百目鬼にしか見せていない特別な表情があるから
百目鬼しか知らない「眩しさ」がそこにあるわけだよね…
・腹が立つ
これは影山への嫉妬?矢代が影山を想う姿に嫉妬したと?
それとも矢代の魅力が上手く伝わらないことへの苛立ち?
・ピンクな映画
影山関連で何かあると矢代はすぐシモ方向に逃避しがちだけど
ここの映画館もよく来てたのかね?
でも誰と来るんだ、部下には手を出せないのに…
・お願い
そういや、矢代は他人のお願い聞くの嫌いなんだったっけ。
ここで戻ってきたのは百目鬼だからなんだろうけど…
こんなに両想いなのに、擦れ違う二人。
・矢代の命
奇しくもこのくだりで百目鬼は想いを自覚するんだよね…
単純に失いたくないという気持ちが先立ってるとは思うけど。
・百目鬼と七原
展開上、ボコられるばっかりだった七原がここに来ての見せ場!
下心はあるのに恋でもないという変な立ち位置はそのままに
矢代にとっては信頼できる部下であることには間違いなさそう。
…私も1回くらい七原×矢代をお願いしてみたいけど。笑
・護衛
矢代の護衛っていつも1人だけなんだろうか。
三角も天羽しか侍らせてないけど、護衛より秘書みたいな。
でも護衛が新人の百目鬼だけって、そもそも頼りないな…
もしも百目鬼が潜りだったらどうすんの、とかもさ〜
・いつまでも宙ぶらりん
百目鬼のこれまでが警官の延長上っていうのは否めないけど
どちらかと言うと、宙ぶらりんなのは矢代の方に思う…。
半端な関係を続けて影山を危険に晒しているとも言えるし
ぼんやり路上でひとり百目鬼のこと思い耽ってたのもね…。
百目鬼の妹との仲を取り持ったのも…最初は矢代ってば優しい!
と思ったけど、結果論としてはぬるい采配なのかもねぇ。
三角の言う「くだらねぇ感傷~ガッカリさせるな」は
いい加減、けじめをつけろってことだもんね。
諦めて生きてきただけで、矢代はまだ
この道で生きる覚悟は出来ていないんだろうな…
・現場の聞き込みと売人の洗い出し
皮肉にも刑事みたいなセリフを吐く七原と、
いかにも極道な覚悟を迫られる元刑事の百目鬼…の対比。
・もし明日死んでも…
影山の言葉に浮かぬ表情の百目鬼は何を思ったのかな。
冷めたことを言う影山に、矢代を慮って腹立ったのだろうか…
・触って確かめて…
わざとなのかどうか、三角さんはのろけのように言うけど
七原はしっかり「平田の反応を伺いつつ」応えてるのが…出来る子!
・三角と平田
この二人は矢代のことが無くても、仲が良さそうには見えない…
でも信頼と有能さはあるから三角の後を継がせたのよねぇ。
・平田と七原
七原は平田を無条件で信用してる節あるね。
親(組長)だからって以上に何かエピソードがあるのかな。
平田が矢代を良く思っていない事は、七原も察してそうだけど…
・矢代と人間嫌い
10代の矢代のメンタルを端的に言うと、
「影山以外の人間はみんな嫌い!」ってことに…なりそう笑
・向けられた好意への嫌悪
「愛される」という未知なるものへの恐怖もあるだろうけど
結局は、恋う相手じゃないから受け入れられないってのが大きそうかな。
好きな相手になら、どうでも抱かれてみたい欲求はあるように見える…
「優しそうな〜嫌だ」は言い訳であって、本音じゃないよね。
矢代の「(性的に)物足りない」は「想いが足りない」なんだろう。
心が満たされてないから、いつも刺激に飢えてるし、
心が傷付いてるから、肉体の痛みで紛らわそうとする。
影山医院
現在の影山が一般人のままってことは、例の土地から
三角は完全に手を引いたということかな。
実家も病院も無事みたいだけど、母親はもういないのか…
・天羽ちゃん
三角の専属補佐官?息子とも用心棒ともなんか違う…
矢代における百目鬼もよく分からないけど立場が…
・竜崎と矢代
矢代は直系の跡目を約束されてるから、将来的には竜崎より上か。
平田は三角への憧れではなく、権力欲で矢代が邪魔みたいだけど
竜崎はもっと複雑みたいね…恋と能力の嫉妬、両方が入り混じる。
・マヌケとてめえ
「簡単に撃たれたマヌケ」とは矢代のこと…よね?
でも「てめえの描いた絵図」とは誰のことを指してる…?
平田のことだとすると、文脈が合わない…前文後文とも。
だって「どうせ俺も入ってる」も何も、
平田の絵図なら、初めから竜崎が入ってないはずないもんな…
てめえって呼び方も、平田や三角とは合わない感じだし…
文脈的には矢代が一番しっくりくるけど
もしも矢代が「絵図を描いている」と仮定すると、何が原因?
権力欲はないし、組を潰そうとかも特にだし…単に平田対策?
でも今のところ、想定はしつつも後手でしかないよねぇ。
・荒れる七原
もともと七原は松原の奴らとソリが合わないようだったし、
竜崎の方にばかり目がいっちゃってるんだろうねぇ…
平田の方が十分あやしいと思うんだけど。
・名刺
三角の肩書きが何かもう恐ろしいです…笑!
家紋?は薔薇の花のような…椿かな?え、花じゃない?
あと地味に下の名前が気になる…三角 …陵?みたいな字が。
本編でフルネーム出てきたのって、影山と百目鬼くらいで、
矢代ですら明かされてない?からなぁ…サイト見た感じでも。
・影山と三角
面識はなかったのか…そうか。
若矢代が守った病院のことはどこまで知ってるのかね影山…
「そりゃ…(良かった)」と言いかけて飲み込んだ語尾とは…
不自由が残るかも、てところが引っかかったのかな…
・病室の影山と矢代
ここでも素直になれない二人が…矢代は茶化すし、影山は強がるし…
でも今の矢代は影山の反応より、百目鬼の行方が気になるらしい。
死を目前に、密かな想いを強くしたのは矢代も同じかな。
・百目鬼と矢代の恋
七原はどのくだりで百目鬼の恋心に気付いたんだろう…
今のところ七原だけだよなぁ、百目鬼の気持ちにハッキリ気付いてるの。
矢代の百目鬼への気持ちは、3巻末の久我(影山)くらいかな…
三角だけが両想いなのに気付いてる?
ただ百目鬼にだけ特別ああいう態度なのか、
矢代が恋をすると命取りだから常に避けたいのか、は謎。
・百目鬼の涙
彼の人生だけを追って見てると、20代になってからが特に
ギュッと詰め込んだみたいに波乱万丈だねぇ…
矢代ともども幸せになって…!
~嫉妬~
影山の嫉妬
意外と嫉妬深いというか、独占欲強いというか。
久我の方が恋愛面では大人な分、影山に余裕ない感じ。
でも百目鬼相手には、そこまで嫉妬してる様子はない…
久我の嫉妬
あまり表に出さないけど、矢代のことは引っかかるらしい。
でも嫉妬半分、同情半分かな…影山さん鈍いからね笑
まぁ影山はもともとノーマルだし、女の方が敵だったり?
矢代の嫉妬
本人曰く、隠すのが上手いらしいんだけど
影山とは違い、百目鬼に対してはまだ恋を自覚してないので
意図せず本音がダダ漏れてしまっているという…!
久我に嫉妬を抑えられない矢代も可愛いね〜笑
百目鬼の嫉妬
影山に関しては嫉妬というより、矢代の切ない片思いに
百目鬼が共感と同情を感じてる側面が強そう。
どっちかっていうと竜崎相手の方があからさまな態度だよね。
影山はプラトニックだけど、竜崎は肉体関係あって親密そうだからかな。
←戻 囀る鳥は羽ばたかない 1巻考察
→次 囀る鳥は羽ばたかない 3巻考察
3巻までのネタバレご注意!
※BLについて無知な方、苦手な方はご遠慮ください。
まずはなんとも美しい表紙が…
ここは2巻中盤で百目鬼が靴を落とした横断歩道かな?
よく見ると、歩道の先で矢代(と思われる人物)が
信号機にもたれながら、こちらを待っているらしいのが嬉しい。
でも赤信号だから、百目鬼は渡れなくて焦れてるのかもね~
2巻
~本編~
・不機嫌スイッチ
もう既にお互い愛おしげな様子の二人だけど、
百目鬼の「嫌じゃない」あたりで矢代が機嫌を損ねたのは
二人の間に好意があってはいけないと我に返ったから?
・俺を泣かせてばっかりで
ここからの矢代がまたずっと切ない…
せめて影山にはその想いに気付いてほしい、こんなアピってるのに…!
矢代が影山関連の隙間を、百目鬼で埋めようとするのもつらいし…
・百目鬼と矢代の変化
影山に煽られた(勝手に)せいか、百目鬼の心身に少し変化が。
矢代の内面に興味津々で、それにつられて身体も反応する。
逆に、百目鬼には影山のことに触れられたくない矢代。
百目鬼じゃなくても、矢代は影山のことは語らなそうだけどね…
この時の不機嫌スイッチも、本心を誤魔化してる感じだ。
・キス
ここ、漫画だと肝心の瞬間は上手く隠されてるんだよね…
流れ的にキス(頬か口かは謎)しか考えられないけど、
恋心を自覚してない矢代が本当にしたの?って妄想が膨らむとこ…
でも、ドラマCDでは普通にリップ音が入っていて
安堵と落胆が入り混じって複雑だったシーン笑。
・妹とメール
ここらへん、後から思うと嵐の前の静けさの…穏やかな二人。
でも妹とメールのくだりは少しヒヤリとする場面でもあるかな。
百目鬼のこととなると盲目的に甘くなる矢代が居る気がして。
他の部下にならさせないだろう世話までさせてるし
妹のことも百目鬼じゃなかったらバッサリ切らせてたと思うんだ…
・竜崎
竜崎の子分は組にお金がないのに、わざわざ矢代のシマで?
3巻の回想シーンで、ここより以前の出来事として
平田に、命令を呑む代わりに上納金マケろと頼む竜崎が居たけど…
この時点ではまだ矢代暗殺の命令は受けてないんだよね…
矢代も盗聴されてるとまでは思ってなかったのかな。
・妬いてるみたい
実際、竜崎はかなり妬いてるよね笑
本人は自覚ないようだけど、矢代は気づいているようにも見える。
また百目鬼も、この時に限って「頭」じゃなく「その人」などと…
影山より竜崎に嫉妬しがちな百目鬼…かな。
・真珠にピアス
過去に矢代と色々あったらしい竜崎は、無自覚に未練たらたらのようで…
矢代に母性でも感じてるのか…乳離れできない子供みたいにも笑。
あとピアスに真珠に入墨なんて、矢代よりドMな予感しかしないね!
・親バカ三角さん
半端に肉体関係あったせいで愛着心が強いのかと思ってたけど
むしろ、可愛い娘を持った父親みたいなアレか…笑!
息子はいっぱいいるけど、一人娘の矢代には激甘って思ったら納得。
・百目鬼の反応
矢代と竜崎が「お互い~残念だったな」ってイチャつく場面で
それを見ながら苛立ってるのを、百目鬼が自覚してるのは少し意外。
・惚れた相手と
ここで百目鬼が動揺するのはともかく、矢代もなんだね。
百目鬼の前で影山の話に触れたくないのもあるかなぁ。
三角の「意味ないどころか~」の先は、煽ってしまった、と続くのかな。
百目鬼に煽られた感がないから、三角の心配の鉾先は曖昧だけど。
・優しくて強くて綺麗
この真っ直ぐブレないところ、救われるよね…
百目鬼の飾らない言葉は、久我の心をガッチリ掴んだようだけど
密かに七原と影山の心にも響いたもよう。
・オッサンの彼氏!
特に他意はなく、誰にでもサラッと言ってんのかな?
久我が百目鬼を牽制する理由はないだろうし…
百目鬼に心を開いた証、かもね。
・なんっだそりゃ
主に影山のことでつらくなると百目鬼に救いを求めるのが
習慣化しつつある矢代なんだけど(半分無意識)
ここで拗ねてる理由は、百目鬼が自分以外と楽しそうなのと
久我に百目鬼も影山も両方とられた形なのが気に入らないのかな。
・百目鬼と久我
一度心を開いたら、ものすごく懐く子らしい久我。
ただ、百目鬼の心は相変わらず読めないんだけど
影山の存在は気になっても、久我にはまだ興味なさげね^^;
・百目鬼と影山
嫉妬深い影山がこの場で落ち着いているのが意外っていうか
ちゃんと久我と信頼関係が築かれているからなのかな。
でも聞かれてもないのに「別に妬いたりしてない」とか
答えてるあたりで、やっぱり意識はしていたのかも笑。
・影山と矢代の「この先」
三角に腹括れってせっつかれてる状況を想うと…重い言葉だ。
矢代が幹部入りしたら、影山とは縁を切らなきゃよねぇ。
今の影山には久我が居るし、表社会で生きられるならその方がいい。
この先、矢代が辿り着くその場所に、どんな幸せがあるのかな。
・久我と矢代
矢代が久我を「特に」警戒しているのは
ネコ同士なうえに、好みのタイプが似てるからかね、やっぱ…笑
・まぶしい矢代
それは百目鬼のラブフィルターがそうさせてるに違いないけど
矢代もまた、百目鬼にしか見せていない特別な表情があるから
百目鬼しか知らない「眩しさ」がそこにあるわけだよね…
・腹が立つ
これは影山への嫉妬?矢代が影山を想う姿に嫉妬したと?
それとも矢代の魅力が上手く伝わらないことへの苛立ち?
・ピンクな映画
影山関連で何かあると矢代はすぐシモ方向に逃避しがちだけど
ここの映画館もよく来てたのかね?
でも誰と来るんだ、部下には手を出せないのに…
・お願い
そういや、矢代は他人のお願い聞くの嫌いなんだったっけ。
ここで戻ってきたのは百目鬼だからなんだろうけど…
こんなに両想いなのに、擦れ違う二人。
・矢代の命
奇しくもこのくだりで百目鬼は想いを自覚するんだよね…
単純に失いたくないという気持ちが先立ってるとは思うけど。
・百目鬼と七原
展開上、ボコられるばっかりだった七原がここに来ての見せ場!
下心はあるのに恋でもないという変な立ち位置はそのままに
矢代にとっては信頼できる部下であることには間違いなさそう。
…私も1回くらい七原×矢代をお願いしてみたいけど。笑
・護衛
矢代の護衛っていつも1人だけなんだろうか。
三角も天羽しか侍らせてないけど、護衛より秘書みたいな。
でも護衛が新人の百目鬼だけって、そもそも頼りないな…
もしも百目鬼が潜りだったらどうすんの、とかもさ〜
・いつまでも宙ぶらりん
百目鬼のこれまでが警官の延長上っていうのは否めないけど
どちらかと言うと、宙ぶらりんなのは矢代の方に思う…。
半端な関係を続けて影山を危険に晒しているとも言えるし
ぼんやり路上でひとり百目鬼のこと思い耽ってたのもね…。
百目鬼の妹との仲を取り持ったのも…最初は矢代ってば優しい!
と思ったけど、結果論としてはぬるい采配なのかもねぇ。
三角の言う「くだらねぇ感傷~ガッカリさせるな」は
いい加減、けじめをつけろってことだもんね。
諦めて生きてきただけで、矢代はまだ
この道で生きる覚悟は出来ていないんだろうな…
・現場の聞き込みと売人の洗い出し
皮肉にも刑事みたいなセリフを吐く七原と、
いかにも極道な覚悟を迫られる元刑事の百目鬼…の対比。
・もし明日死んでも…
影山の言葉に浮かぬ表情の百目鬼は何を思ったのかな。
冷めたことを言う影山に、矢代を慮って腹立ったのだろうか…
・触って確かめて…
わざとなのかどうか、三角さんはのろけのように言うけど
七原はしっかり「平田の反応を伺いつつ」応えてるのが…出来る子!
・三角と平田
この二人は矢代のことが無くても、仲が良さそうには見えない…
でも信頼と有能さはあるから三角の後を継がせたのよねぇ。
・平田と七原
七原は平田を無条件で信用してる節あるね。
親(組長)だからって以上に何かエピソードがあるのかな。
平田が矢代を良く思っていない事は、七原も察してそうだけど…
・矢代と人間嫌い
10代の矢代のメンタルを端的に言うと、
「影山以外の人間はみんな嫌い!」ってことに…なりそう笑
・向けられた好意への嫌悪
「愛される」という未知なるものへの恐怖もあるだろうけど
結局は、恋う相手じゃないから受け入れられないってのが大きそうかな。
好きな相手になら、どうでも抱かれてみたい欲求はあるように見える…
「優しそうな〜嫌だ」は言い訳であって、本音じゃないよね。
矢代の「(性的に)物足りない」は「想いが足りない」なんだろう。
心が満たされてないから、いつも刺激に飢えてるし、
心が傷付いてるから、肉体の痛みで紛らわそうとする。
影山医院
現在の影山が一般人のままってことは、例の土地から
三角は完全に手を引いたということかな。
実家も病院も無事みたいだけど、母親はもういないのか…
・天羽ちゃん
三角の専属補佐官?息子とも用心棒ともなんか違う…
矢代における百目鬼もよく分からないけど立場が…
・竜崎と矢代
矢代は直系の跡目を約束されてるから、将来的には竜崎より上か。
平田は三角への憧れではなく、権力欲で矢代が邪魔みたいだけど
竜崎はもっと複雑みたいね…恋と能力の嫉妬、両方が入り混じる。
・マヌケとてめえ
「簡単に撃たれたマヌケ」とは矢代のこと…よね?
でも「てめえの描いた絵図」とは誰のことを指してる…?
平田のことだとすると、文脈が合わない…前文後文とも。
だって「どうせ俺も入ってる」も何も、
平田の絵図なら、初めから竜崎が入ってないはずないもんな…
てめえって呼び方も、平田や三角とは合わない感じだし…
文脈的には矢代が一番しっくりくるけど
もしも矢代が「絵図を描いている」と仮定すると、何が原因?
権力欲はないし、組を潰そうとかも特にだし…単に平田対策?
でも今のところ、想定はしつつも後手でしかないよねぇ。
・荒れる七原
もともと七原は松原の奴らとソリが合わないようだったし、
竜崎の方にばかり目がいっちゃってるんだろうねぇ…
平田の方が十分あやしいと思うんだけど。
・名刺
三角の肩書きが何かもう恐ろしいです…笑!
家紋?は薔薇の花のような…椿かな?え、花じゃない?
あと地味に下の名前が気になる…三角 …陵?みたいな字が。
本編でフルネーム出てきたのって、影山と百目鬼くらいで、
矢代ですら明かされてない?からなぁ…サイト見た感じでも。
・影山と三角
面識はなかったのか…そうか。
若矢代が守った病院のことはどこまで知ってるのかね影山…
「そりゃ…(良かった)」と言いかけて飲み込んだ語尾とは…
不自由が残るかも、てところが引っかかったのかな…
・病室の影山と矢代
ここでも素直になれない二人が…矢代は茶化すし、影山は強がるし…
でも今の矢代は影山の反応より、百目鬼の行方が気になるらしい。
死を目前に、密かな想いを強くしたのは矢代も同じかな。
・百目鬼と矢代の恋
七原はどのくだりで百目鬼の恋心に気付いたんだろう…
今のところ七原だけだよなぁ、百目鬼の気持ちにハッキリ気付いてるの。
矢代の百目鬼への気持ちは、3巻末の久我(影山)くらいかな…
三角だけが両想いなのに気付いてる?
ただ百目鬼にだけ特別ああいう態度なのか、
矢代が恋をすると命取りだから常に避けたいのか、は謎。
・百目鬼の涙
彼の人生だけを追って見てると、20代になってからが特に
ギュッと詰め込んだみたいに波乱万丈だねぇ…
矢代ともども幸せになって…!
~嫉妬~
影山の嫉妬
意外と嫉妬深いというか、独占欲強いというか。
久我の方が恋愛面では大人な分、影山に余裕ない感じ。
でも百目鬼相手には、そこまで嫉妬してる様子はない…
久我の嫉妬
あまり表に出さないけど、矢代のことは引っかかるらしい。
でも嫉妬半分、同情半分かな…影山さん鈍いからね笑
まぁ影山はもともとノーマルだし、女の方が敵だったり?
矢代の嫉妬
本人曰く、隠すのが上手いらしいんだけど
影山とは違い、百目鬼に対してはまだ恋を自覚してないので
意図せず本音がダダ漏れてしまっているという…!
久我に嫉妬を抑えられない矢代も可愛いね〜笑
百目鬼の嫉妬
影山に関しては嫉妬というより、矢代の切ない片思いに
百目鬼が共感と同情を感じてる側面が強そう。
どっちかっていうと竜崎相手の方があからさまな態度だよね。
影山はプラトニックだけど、竜崎は肉体関係あって親密そうだからかな。
←戻 囀る鳥は羽ばたかない 1巻考察
→次 囀る鳥は羽ばたかない 3巻考察
PR
プロフィール
HN:
彼方
性別:
非公開
最新記事
(11/27)
(11/27)
(11/26)
(11/05)
(11/05)