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今日も萌えが降りかかる

PC推奨。 BLネタ有 & ネタバレ有! 基本、コミックス派で電子派。
2025
04,24

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2015
11,26



今さらながら考察というか感想というか。
3巻まで出ていて、謎めいた部分はもう無いかなと思ったのですが
好きな作品なので書き出したら結局止まらなく…笑

3巻まで読んだうえでのネタバレ感想ご注意!









※BLについて無知な方、苦手な方はご遠慮ください。














~メインキャラ~

・八代
十代の頃を知ってる影山は彼を可哀想なヤツだと言い、
三十路しか知らない百目鬼優しくて強くて綺麗な人と言う。

矢代本人は「辛いことは全て受け止めて生きてきた」と思ってるみたいだけど、
その痛みを誤魔化すために、肉体を痛めつけているんだろう。未だに。
それが、心の傷をさらに抉る行為でもあるとも気付かずにね…


・影山 莞爾
矢代の発言からすると、影山はかろうじて一般人のライン
矢代に頭が上がらないところを見ると、
かつて病院のことで矢代裏で手を回した事は知っているのかな。

あとこれも矢代の発言だけど、どうして久我だったんだろう。
久我は何だかんだ自分のことを大事にもしてるからかな…

矢代久我がどうのってより、むしろ影山矢代が似た者同士か…


・久我
ドラマCD関連のインタビューで久我役の小野さんが、
久我は2巻以降、すっかり丸くなっちゃって
要は居場所を探していただけだったのかなぁ(ニュアンス)と
言ってたけど、確かに久我だけを追って見てるとそんな感じだね。

生まれてくる場所は選べないけれど、
これから生きていく場所は自分で…選べた、のかな。
大事な人と一緒に温かいご飯を食べる幸せを、きっと噛み締めているはず!


・百目鬼 力
見た目25才に見えないけど、中身はボクトツとした可愛いやつ。
でも表裏がないようで、顔にも出ないから、やっぱりどこか掴めない。

矢代の好みどストライクらしく、特に目つきが気になるもよう。
百目鬼自身も、性的に不能から抜け出しつつあるものの
父親の血と、矢代の立場を思い、自戒する日々はまだ続きそう。





1巻
~don't stay gold~


・一目惚れ
影山と久我はどちらも一目惚れっていうか本能っていうか
磁石みたいに強烈に引き合った感じで。
一度くっついたらもう引き離せないって萌え!


・矢代のご執心
矢代が拾ってくる部下は、みんなどこか昔の自分に重なるんだろうな。
居場所のない、でもハミ出しきれないハミ出し者。
だから組員として欲いってよりかは、
自分と同じ苦しみを味わう前に拾ってあげたいのかなぁと。
そういう方法でしか救う術を知らない、矢代なりの不器用な優しさ


・影山のケンカ
意外とっていうか…かなり強いんだけど、いつ覚えたんだろ…
学生時代は本とか読んでて部活もやってなさげだし、
兄弟も居なそうなのに、だいぶ強いっていう。



・あんたの下なんか
久我がわざわざ強調してるこのセリフ。
初見の段階では「八代の部下なんてゴメンだ」という意味にしか取れないけど、
あとで読み返すと「ネコの八代の下(ネコ)なんてゴメンだ」とも取れる。
どんなきっかけで矢代がネコって知ってたんだろうね~


・ネコ
久我って元からゲイなんだろうか~。
影山が初めての男だとは言ってたけど、わりと最初から
その手の知識に長けてたというかソッチ系な発言が多いよね。
矢代久我性的対象として見ることはない、と確信してるのもなんか
自分もネコなのを自覚してるからだと私は思ってたんだけど…

でも逆に意識してないから言えたセリフ、てこともある?


・割れたメガネ
久我をモノにするまでに、2度も割れてる影山のメガネ
コンタクトは矢代に盗まれてるし、恋ってお金かかる盲目ね…笑。
矢代の想いに気付かなかった代償が3万だと思うと安い気もするけどね。

矢代影山ケンカの場面がないのがちょっと残念…
黙って殴られてやったのかな。メガネはどうして割れたのかなぁ~





1巻
~漂えど沈まず、されど鳴きもせず~


※コミックス掲載順を無視してこちらから。

・矛盾
物語の核となる部分でもあるのかな。
でも矢代自身が思っている自分像と、客観的に見る矢代像には
多少なりズレがありそう…無意識に蓋をしてる感情とか。


・女相手
矢代の中学のときの相手ってどんな相手なんだろうな…
若かりし矢代の性格的に、彼女が居たとかあんまり想像できない…


・影山のフェチ
触られると興奮しちゃう矢代に対して、
影山はどんな気持ちで傷跡を触ってたのかなぁ〜
久我のときはかなり興奮気味だったのに、
矢代のときは真剣っていうか、少なくとも興奮って感じはしない…


・影山が俺を見ている
このとき、矢代は何を思っていたんだろうな…
バイだとは言ったけど、想い人に別の男との穢れた関係を知られるのはツラかったのかな。
少なくともこの時の矢代は物凄く傷付いているね…

止めに入った影山に、図らずも抱き締められた形の矢代の表情もまた切ない…


・ひとりだからだ
影山も、ひとりなんだ…?という素朴な疑問。
そんなに問題児って感じはないけど、学校では浮いているらしい…
確かに他人との関わりを避けてるところはあったけれども。
「俺も」と言ったのは、矢代に気を遣った部分もあるのかな。


・親友として
親友か……影山矢代のことを実は全然知らないのにねって思うと、
矢代じゃないけど、くすぐったいような浮いたような言葉に感じる。
それに矢代影山のことを友達とは思っていないのだしね…
噛み合ってるようで噛み合ってない、この二人が切ない。


・嗤(わら)う矢代
秘密がバレたときといい、本心を隠すときの癖なんだろうね。
「親友」と言われて、矢代は嬉しさもあったと思うけど
それよりもずっと傷付いたんじゃないかな、人を好きになる孤独を知って…


・泣く矢代
矢代が嬉しかったのか、それとも悲しかったのか…そこを名言させないヨネダさんがさすがです…

親友と傷心を同時に得て、帰宅したときのいっそう増した孤独感…
初めから独りのときより、失うときの独りの方が孤独感が強いよね…
2巻で矢代が言った「人を好きになる孤独」はここにかかるのだと思うと苦しい。


大人矢代が、隠すのがもっと上手くなっているのもね…悲しい。








My BGM

矢代イメージソング
〜X JAPAN〜
「The Last Song」「Without You」

主に矢代のテーマソングとして、切なく沁みるので。。
Yoshikiの生き様が、どことなく矢代と重なるからかな…
矢代の世代的にも何となくね…すみません。






次→囀る鳥は羽ばたかない 1巻考察


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